5/29~6/4の武陵源・天門山、鳳凰古城

1512舟田
Fri, 13 Jun 2025

近い所は後回しのつもりできた中国でしたが、コロナ禍の上、さらに増した偏見で延
期。しかし「行けるうちに行く」自論で、行ってきました。
張家界市の中の自然風景地区が武陵源や天門山です。ずっと、仙人の住む不便で自給
自足の地でしたが、映画「アバター」で、欧米には知られるようになりました。さら
に少数民族の最美とされる鳳凰古城とが新幹線でつながれ、賑わっています。韓国に
は「親孝行をしたければ、張家界へ連れて行け」のことわざがあり、今も観光客の4
割を占めるそうです。看板は、中国語、英語、韓国語が列記され、日本語はありませ
ん。故意に偏見が増幅されているような日中関係ですし、米中対立が輪をかけている
ようです。ただ、ファストフードばかりだったアメリカ比べ、医食同源で豊富で安価
な食材を、円卓で食べる国は、まず人の根本的な幸せはこちらと思えました。監視社
会とはいうけれど、スリの心配もなく町は清潔で、少数民族のコスプレを楽しむ若者
や家族連れ、公園で太極拳ではなくきれのいいダンスに興じる老人達も幸せそう…。
もしかしたら、中国を嫌いになるニュースばかりを取り上げ、批判的な識者の言ばか
りが流されているのかもしれません。同じ面積の二大大国のかたやは建国200年、か
たやは4000年…屈辱を味わいさらに老獪になった国に軍配が上がる気がしましたが、
さて?
またもガスか!でしたが、雲海のごとき墨絵状態がベストで、今回は当たりでした。
それに納得!が、さらに日本文化は中国圏だった…を思わせました。
LinkIconhttps://img.gg/O9TQ5Jt をご笑覧下さい。   舟田節子