5月11日の大嵐山
1512舟田 Sun, 12 May 2019
10連休に続くフル日常…小回りがきかなくなった類の疲れを感じませんでした
か?
舟田家は互いをそう思いやり、そういえば、まだ令和のミズバショウを見ていない!
と、遅出で、ミニハイクといえる大嵐山へ出掛けました。
例年なら、4月の終わりから、ゴールデンウイークまでの行き先です。
今年は少雪ながら、春先は低温で、霜までおり、かと思えば夏日が混じり…花カレン
ダーの方は早いのか遅いのか?見当がつきません。
「白峰方面なら、帰りに白山御膳を食べてこよう!」の妻に対し、「嫌だよ!」の旦
那。妻はそういうならと、カップラーメンとポットを用意。いつものように、ポットの方
を担いで出発。
さてミズバショウ群生地で、「ラーメン出してよ」と言うと、「お前が、食べに行く
と言ったから、いらんと思って車に置いてきた」
もおお…。代わりにお湯をぶっかけてやろうか!とも思いましたが、ぼけたのではな
く、これも思いやりのうちと解釈。
そして下山後、かなり遅めのテーブルにつきました。
「かあちゃんが、どうしてもここのユキザサを食べたいと言うもんだから」と、旦那
は罪滅ぼし替りのゴマすり。お蔭で、大盛のお浸しを頂けました。(一昨年の写真と比べると、二倍量はありました。)
ユキザサは普通、山菜には入っていませんが、こちらのおかみが、特別に芽だし直後
を採取し、漬け込んでいる品だそう。そして、植物暦を尋ねてみると、「雪は少なかったけれど、その後の天候不順で、採取できる時期が遅かった」とのことでした。
また、連休後のせいか、今日は随分暇な日だったとも。
さて、肝腎の山の方です。例年なら、山腹にまだ残っている雪はありませんでした。
そのかわりに、その跡にサンカヨウがぎっしり、オオバキスミレもあちこちに。
何度も来ていながら、この場所で見たことがありませんでした。
自然というのは、「ここはこんなものと、安易に決めつけるわけにはいかない。必
ず、発見がある!」と、思ったことです。
「令和の花」を、ご覧ください。
1502宇野
大嵐山、いい所ですね。
春の息吹を感じる、いい写真をありがとう。