2020秋の小屋作業実施要項
日程 2020年9月26日(土)
内容 小屋周辺の整備 主に草刈り
26日(土)朝7時にゲート集合。食事、飲み物は各自持参
参加者:黒崎会長 奥名、栂、久富
以下、報告です。
道は踏み跡があるものの草に覆われているため慎重に歩行せざるを得ない場所が多数あったうえ、難所のへつり部分は最後の手がかり足掛かりの無い大岩の通過が不明だったこともあって高巻き道を進んだため合計でダムから3時間も要した次第です。(かつての倍の時間)
特に今年は入山者が少なかった影響もあり、ある程度予想はしていたものの、ベルクハイムに行くだけで疲労困憊した状態でした。2番目の沢は工事がされ以前のようなダム状ではなくなっていました。
作業としては小屋周辺の草刈りとへつりから小屋までの草刈りのみとし、ホースでの水取込みも省略して最小限とさせて頂きましたが、小屋自体は特に損傷もなく、内部もかなりきれいな状態で問題はなかったです。
途中でボートを出して頂いている山本さんと出会った他、高三郎登山口まで行くという単独行の男性と声を交わしました。この方の話では登山口手前まではなんとか歩行できたものの最後の沢(金山沢)は越えられなかったとのこと。これまで整備してあった丸太の橋がなくなっていた上、この時期としては水量が多かったためのようでした。
帰りはへつり部分をなんとか通過したものの、丸太はすべり、一部足元が水につかる場面もあり、かなり慎重に歩行してやっと何とかという状態。落下したら相当危険であると思われますので以後は少しでも自信のない方は高巻き道を歩行されることをお勧めします。
最後に雨に降られたものの全体としてはこれまでの秋の作業時期の状況と変わらない印象でした。ただし、年々アプローチが困難となっていることは間違いなく、これまでブルーシートの小屋掛けをしていた方々もまったく来ていない様子で、気軽に行ける場所ではなくなっています。