2023秋の小屋作業 10月7~9日報告

2206黒崎
Sat, 14 Oct 2023

今回は65周年総会・懇親会への対応で小屋作業の連絡ができませんでした。結局、以下の内容で行いますので、周知には間に合いませんでしたが、とにかく気を付けて行ってきます。
秋季小屋作業
日程   2023年10月7日(土)~9日(祝)
内容   小屋周辺清掃、草刈り及び高三郎登山道草刈りと登山
メンバー 坂尻(15期)、松下(20期)、黒崎(22期)、現役5名及び7日の日帰りで久冨(20期)、高田(20期)
今回も小屋については本格的な補修は見繰り、来春にて対応予定。


黒崎です。10月7日~9日でBH及び高三郎に無事行ってきました。現役生5名、坂尻さん、松下さん、黒崎が2泊3日、高田さん(20期)と久富さんが日帰りでした。天候には比較的恵まれましたが、山中の笹の復活で進行がはかどらず時間を要し、計画ぎりぎりの展開でした。
以前使用していた850m付近のテント設置場所が地形が変わり使用不能で栃倉分岐でテントを設営しました。2日目は現役生と黒崎が山頂に行き、OB2名が尾根の草刈りを行いました。
全体の内容は松下さんが「やまざと」で紹介してくださいますので楽しみにしておいてください。
問題は小屋の状況ですが、3点ありました。
①屋根からの雨漏り
 トタン板の腐食と思われ、3箇所ほどではっきりした雨漏りがある。
②床板の腐食
 雨漏りの影響もあると思われるが奥の部分4分の1程度が強く踏むと下がるような状況
③ホース
 今回渇水であったため水量が少なかったこともあるが、途中の3箇所ほどの亀裂、バルブの1つの故障(パッキンの不良か?)で弁が閉まりきらず水が外に出続けていることで小屋前には全く水が来ない状態
 いずれも素人では対処が困難なため、2月頃、金沢のOBと現役生との懇親会を予定していますので、その際に相談します。


10月7日から9日の日程で小屋作業に行ってきました。その様子を報告します。
 
10月7日(土)
7:30寺津ゲート前に集合。参加者はOBが坂尻(15期I)、松下(20期)、黒崎(22期)、日帰りで久富(20期)、高田(20期)、現役が3年生の大倉(部長)、林、江尻、2年生の濱本、安田。今回は県からゲートのカギを借用し、ダムまで車で進入した。(写真1)
8:00過ぎに出発し、途中の難所(写真2)を経てへつり(写真3)を通過し小屋へ。途中の高桑碑の付近はさらにがけ崩れが進み、碑はかろうじて無事であった。小屋付近の河原はすすきのブッシュで進むのに時間を要する。
11:00過ぎに小屋に着き写真撮影(写真4)し、昼食(写真5)のあと、日帰りのOB2名と別れ、
13:00頃その他のメンバーが高三郎に向かう。結局、ホースから取水はできず、OB2名は帰宅。新道の状態は予想より良く草刈りは必要なく
16:00栃倉分岐に達し、テント設営する(写真6)。前回までテント設営していた850mの場所は地形が大きく変わっていて気付かず通過した。今後の設営は不可能。栃倉分岐に現役の6人張り、OBが3人張りと2人張りを設営したが十分に対応できた。この日はOBと現役で会話がはずみ楽しく過ごす。現役は11:00頃まで雑談していた。
 
10月8日(日)
6時起床。登山隊(写真7)と草刈り隊(写真8)に別れ、それぞれ活動。途中は笹や灌木のブッシュが茂りなんとか踏み跡を見ながら進み(写真9)(写真10)、
10:30頃高三郎山頂に達する(写真11)。
11:00頃下山開始するが、藪で道が見えないため慎重に下ったため時間を要し、
13:00過ぎに合流し
13:30頃栃倉分岐に戻る。
14:00下山開始し
15:30に河原に降り(写真12)、
16:00小屋に到達。直後から雨となる。
この日はゆっくり夕食を楽しみ(写真13)、会話しながら過ごし一部の人は11:00頃まで起きていた。

10月9日(祝)
雨が続いていたため少し待機し
8:00頃出発(写真14)。帰路も雨後のため滑りやすく慎重に歩いたため時間を要し11:00過ぎダムに到着。(写真15)
車でゲートに戻り、その場で解散とする。

何とか計画どおりであったものの、小屋については雨漏り、床板の腐食の進行、取水不可といった問題が進行しており、来春での対応が必要。
ただし、4年ぶりに現役生に高三郎山頂に行ってもらうことができ、伝統を引き継げたことは大きな意義があった。

1ダム出発前

2吊り橋手前の難所

3へつり

4BH前

5昼食

06栃倉分岐

07出発前

08作業(坂尻)

09昼寝岩

10ナイフリッジ

11高三郎山頂

12下山後

13夕食

14帰宅前

15ダム到着後