2024春の小屋作業報告

Mon, 20 May 2024

黒崎です。5月18日及び19日で標記を実施し、無事終了しました。2日間とも天候がよく、各作業は予想以上に進み、安堵しております。
OBと現役生がそれぞれ積極的に仕事をしてくださったおかげで小屋作業としてはこれまでにない充実感がありました。
今まで小屋を支えてくださった皆さんの高齢化で作業維持は難しいかとあきらめかけていましたが、将来に向けて希望が持てる印象がありました。
今回は運営に注力したため自分自身は写真を撮影しておりませんので他の方で撮影された方はご返信ください。奥名さんに適宜選定してもらい後日HPに掲載頂く予定です。以下概要。

18日(土)
6:30  イオンに集合、7:00にゲートで辰野さん、大島さんと合流。
8:00~ OBがボート2台で移動し資材運搬。現役12人、顧問、黒崎が徒歩で移動。
      高桑さんの碑は変わらず無事で献花できたが、周囲のがけ崩れはさらに進行中で通過中も上から小石が落ちてきた。
      途中、吊り橋近くで以前から崩落していた箇所が大きく崩れ、ダム湖まで30m程度切り立った崖になり、道が完全に遮断され通行不能。
      前もっての情報により、いったん戻って30mの高さほど高巻きする。直前に張ってもらったロープを頼りに何とか通過できたもののかなり危険。
      へつりの箇所は水量も少なく整備もされていたため特に問題なく通過。道の悪さの影響で3時間以上かけて小屋につき、先発のOBと合流。
11:30 昼食
12:00~辰野さんから作業方法の指示を受け作業開始。大島さんがホースの補修に当たり必要な水量を確保。
14:00  辰野さん、大島さん、津野顧問がボートで帰宅。残ったメンバーで作業を継続。
      屋根の補修、ペンキ塗り、床板の取り換えを分担して進め、予定の内容はほぼ完了。
      床板は長岡さんと現役数名で協力して作業し、奥の右側を中心にかなり広い範囲を張り替えしてもらい、広さが十分確保でき安全になった。
      屋根は奥村さんと現役数名が担当し青色の塗料塗りと樹脂製の板の貼り付けを行った。水の遮断板の外側の排水道の堀り直しもした。
      他に上馬さんがホースに部品を追加してさらに水量が増加しトイレの水量も十分に確保。また、小屋への高巻き道の草刈りも実施してもらう。
18:00 作業を終え、夕食。現役の3名に手伝ってもらい、お釜での炊飯、カレー、豚汁、サラダの他、上馬さんには山菜の天ぷらを作ってもらう。
      BH下で小屋掛けをしているグループの方と現役が釣りに出かけ、イワナ3匹を釣り、刺身にしてもらって皆で食べるなど食事は充実していた。
19:00~参加者から自己紹介をしてもらい、OBからはそれぞれの経験を話してもらうなどして過ごす。21:00以降各自就寝。現役は外で焚火をしていた。
 
19日(日)
5:00  起床、朝食
6:00  活動開始。前日の補充としての床板貼付けや屋根塗りの追加、昼食用のおにぎり作り、備品片付け、掃除など各自で適宜作業。
10:00 早めに昼食を取って、以降は休憩とする。麻雀やオセロなどのゲーム、写真撮影等それぞれ昼寝しながらゆっくり過ごす。
13:00 全体を片付け、撤収する。
13:30~吊り橋まで移動し、ボート移動者と徒歩4人に分かれて移動。ボートは3回往復してもらった。
      4人は荷物をボート組に預け空身だったので途中平坦な箇所はランニングするなど1時間以内でダムに到着した。
15:30 全員がダムに戻り、ゲートに移動。別行動の長岡さんと別れ、イオンに移動。
16:30  解散。
 
細かな課題としては、ホースの地中化、ダニなどの害虫対策、傷や虫さされ時の応急措置用薬品整備、布テープ、トイレロール、紙やすりの追加、包丁やなたの整備、チェーンソーの調整、小屋前の大木の枝切りがありましたので次回に向けて準備しておきます。
秋の小屋作業は夏休みが終了する28日(土)、29日(日)、30日(月)を予定し、小屋の状態にめどが立ったので、登山道草刈り及び現役から参加希望のある高三郎登山を考えています。ボートは使えないので徒歩で行ける方はご検討ください。
 
LinkIcon奥村氏撮影様子はこちら