カワセミがわが家へやってきた

1503奥名
Sun, 29 Aug 2021

わが家の瓦屋根に1羽の鳥が羽を休めた。その間20分。
よくよく見ると背中がルリ色をしている。これはカワセミだ。
どうしておよそ水辺とは無縁の屋根瓦にとどまっているのか不思議ではある。
このように間近わずか3m程で見たのは初めてで思っていたよりもかなり小さい。
下のくちばしに口紅が塗ってるのでメスであろう。
 
飛ぶ宝石、水辺の宝石などと美しいコバルトブルーが特徴なのだが、
写した写真では宝石とまでは行かない。腕かカメラの性能か?
 
図鑑で調べてみて驚いた。
カワセミの羽はコバルトブルーではなく構造色と呼ばれて羽そのものには色がなく
羽の構造によって色が見えるという。
羽毛にある微細な構造によって、鮮やかな色彩が現れる。
 
構造色にもいくつかの原理があり様々ではあるが身近なところでは
・シャボン玉の虹色(シャボン玉そのものには色がない)
・タマムシ
・オオゴマダラの黄金の蛹
・アワビ等の貝殻の内側
・サンマやイワシの鱗
・CDやDVDなど光学記憶媒体
・油膜
など
 
さらに
トヨタ自動車は、同社の高級車ブランド・レクサスにおいて、フラッグシップクーペ「LC」のLC500h/LC500“L package”をベースとした特別仕様車「Structural Blue」を発売開始している。「Structural Blue」は、構造発色による美しいブルーが特徴のボディ。
Convertible 特別仕様車“Structural Blue”一般発売限定20台 16,500,000円。
 
なんと言っても、物そのものの色ではないので色が褪せることがなくいつまでも輝き続けるという。