3/26 越後雪割草街道

1512舟田
Mon, 27 Mar 2023

皆様 3回分の設定を、1回にまとめてようやく成立した花ツアーは、雪割草街道と呼ばれるうちの3か所「国営越後丘陵公園(約22万株)」「雪国植物園(約50万株)」「大崎雪割草の里(約30万株)」を巡るものでした。これに「本山村田妙法寺(約30万株)」を加えれば4か所パーフェクトですが、そこのみが自生です。
 
国営は全部が造成地、中2か所は盗掘・絶滅を経て、植栽管理をしている場所です。せっかく満開を当てたのに、終日雨。私達もがっかりでしたが、気合いをいれていたボランティアガイドおじいちゃん達の方がたいそう残念がっていて、でも、ままならないのが、また魅力かもと思ったことです。
 
つまり標準種ばかりの中2か所では、雪割草はみんな閉じていて、「ほんとなら…」「晴れとりゃ…」ばかりを聞くことになりました。一方、変異種も紹介の丘陵公園の方は、「咲いている!」花は結局みんな変異種だったことになりました。キンポウゲ科のまともな花は、受粉のために、日照があり温度が上がらねば開花しない…。対して、雌蕊・雄蕊が退化したり、花弁状になったものは、結実の必要がないから、雨の中でも平気で咲いているわけです。そういう生物にはあるまじき姿を愛で、それをわざわざ自然に植え直して見せていて、山の中で「ラッキー、咲いていた」と喜ぶ私達は、かなり変な生き物なのだと思ったことでした(これをLGBTQ+がらみで、言ったら、叩かれまくりますけれ
ど…)。おりしも、4月から、新たな遺伝子組み換え表示制度がスタートします。80億人が食べていく…とはそういうことなのでしょう。
 
雪割草街道をネットで見れば、プロが撮った映像がでてきますので、そちらでも、多彩な花を楽しんで下さい。
石川県でも、ソメイヨシノの開花は、最速タイでしたが、あれ?まだ3月だよね…の風景になっています。そして、金沢は観光客だらけです。

01 国営越後丘陵公園

02 エントランスの寄せ植え

03 野外の寄せ植え

04 群生地の説明

05 野外の雪割草

06 野外その2

07 野外その3

08 野外その4

09 野外その5

10 野外その6

11 野外その7

12 水盤

13 展示その1

14 展示その2

15 展示その3

16 展示その4

17 販売コーナー

18 変異説明

19 花形説明

20 雪国植物園

21 ナニワズ

22 シュンラン

23 ミズバショウ

24 大崎雪割草の里

25 雪割草の説明

26 標準花の水盤

27 23日の天神橋

28 沈床園と石川門

29 石浦神社の河津桜

30 鱗町のシデコブシ

31 夜明けの枝垂れ桜

32 27日の天神橋

33 牡蠣パーテイー

34 牡蠣パーテイーその2