4/9のオンソリ山下から獅子吼へ

1512舟田
Tue, 11 Apr 2023

皆様 毎年出掛けているオンソリ山へ、またもカタクリを見に出かけました。
でも桜だって早かったくらいですから、9日ではもう遅かったのです。
満開を見慣れてきた目には啞然・呆然。意地になり、なら獅子吼へ行こう!になりました。
その犀鶴林道、深い谷からの雪崩が長く塞いでいて、引き返すことも多いのですが、通っ
た跡が…。秋に買い替えたハイテク車がやかましくピーピー言うのを無視してすり抜け、無事到着。
その峠でススタケ刈りをしていた爺様が「今朝、わしが岩をどけたからのう。さっき開通したところじゃ」と、のたまわれました。感謝して、そういえば、奥師子吼までで、何度か目にしている爺様だなと。ずっとボランティア整備をされているとのことでした。
その峠付近はまだ葉が出始めというあたりでしたが、日当たりのいい場所まで行くと、反り返って咲いていてくれました。獅子吼方面からは、健気な縦走者が次から次と。
こちらは花見だけのごくごく軽装。「峠まで車で入れたじゃないの!」と、旦那を責めている奥様もおいでましたが、余裕の夏山のためには、歩いておくのがいいんですよと、ひそかにエール。そういえば桜が日本人に愛されるのは、若木が育って成木となった後に衰退していく様子が、人の生き方に重なること。開花という生の象徴でありながら、散る姿から死を予感させる存在であり、桜の花見とは、生命の再生を寿ぐとともに、過ぎ去った命を偲ぶものでもあるとのこと。桜に限らず、花は見飽きることがありませんが、あと何度見にくることがあるかな?なんて思うようにもなってきています。
変った花はなく、令和5年ものの花です!   舟田節子

01 オンソリ山 盛りをすぎて

02 スミレサイシン

03 コクサギ

04 ハルユキノシタ

05 ヤブニンジン

06 コチャルメルソウ

07 キバナイカリソウ

08 ショウジョウバカマ

09 ジロボウエンゴサク

10 犀鶴林道 マンサク

11 ユキバタツバキ

12 キクザキイチゲ

13 カタクリ①

14 カタクリ②

15 カタクリ③

16 ハウチワカエデ

17 路肩に残る雪