コロナあれこれ

1107加藤 Fri, 15 May 2020

TVの情報ですが、先日に優秀なPCR全自動検査機器メーカーに対しフランスなら表彰。それが何と日本のメーカー。で、日本へはこの機器を1台も納入していない。何故なら、厚労省認可の手続きがあまりにも煩雑なので外国に輸出したほうが手っ取り早いとあった。
まさに許認可だけでふんぞり返っているこれまでのメーカーに対する政府の姿勢が伺える一件でしょう。人手がなくて検査が追いつかないと言っていた日本政府はどのような努力をしようとしてきたのか。やはりそこには国民の生命より責任回避を優先する政治家の姿勢が垣間見ることができる。責任は俺が取るので何か良いアイデアはないのか・・・・・そのような大臣がいれば、この機器も早く導入できたかも知れない。何かあったらお前が責任を取れよ的な風潮が背後にあるのでは無いかと推察されるからだ。また、ニューヨークでの抗体検査薬のニュースでは、関東化学のラベルがハッキリと映し出されていた。確かNHKのニュースだったと思う。あれはわざと見せたと思うが、日本製品を使っていたことに愕然とした。無い、出来ないと言うのは、事実でも無策による事実だろう。
法的には問題ありません・・・・・確かに法治国家だから当然であるが、それは法治される庶民に対してであって、法を提案することができる政府高官や議員は、それ以上の道義責任にも縛られてしかるべきだろう。法に違反かどうかは裁判で決める。それと同時に社会制裁が在る。社会制裁は庶民に対しては発動は好ましくないが、政府高官や議員に対しては国民が為すことのできる基本的権利として認め無ければならないような気がする。マスコミも国民も大人し過ぎるのでは。
コロナの件では、まずこれに対処するのが優先だが、責任を取らない馬鹿なトップを許すようになったのは、戦後復興を最優先して、すべき何かを忘れた日本のつけの現れではないだろうか。
江戸末期に訪れた外国人が日本に見た美しさ、それは何だったろう。コロナ禍の外にいる暇人はそのようなことを思ってしまった。