天然物の銀杏峰

1512舟田 Mon, 22 Jun 2020

 「オオヤマレンゲ」の映像に刺激されて、その花で噂の銀杏峰(げなんぽう 1440m 福井県大野市)へ、梅雨の晴れ間の足を伸ばしました。
麓の林道歩き1時間を含めれば、周回登山が可能です。眺望用のため早めの登頂を狙って、小葉谷口登山口へ。延びた林道の途中から無理につけた
こちらの登山路は高三郎クラス(皆さんの場合は、この比喩が使える)の急登で、10本以上のトラ縄がついています。
なので、2週間前の籾糠山ではまあよしよしと思っていたのに、下山の頃には、腿と脹脛、計4か所に代わる代わる痙攣が出る事態に。
皆様、コロナ太りと、トレーニング不足には、くれぐれもご用心下さいませ。
季節はさらに廻ってしまい、夏の花々が…。ただ、そうやって早めばかりかと思うと、遅い?もあります。
ここは3回目なのですが、その度、ガラッと変わってしまっています。
銀杏峰を愛する会の整備の手が入る一方で、平原部の湿地が消えてしまっているから、あれ?になるようです。
風が涼しく思えるわりには、汗がだらだら。冷凍果物と凍らせたゼリー飲料しか体に入った気がしない…。
痙攣をなだめながら、名松新道側の憩いの森に降りつきました。登り気味の林道をまだ歩かんなんのか~と絶望していると、
森林組合のおじちゃんが、鳥居のある登山口まで乗せていってくれました。感謝!
この時間になって、ようやく、白山側の雲が薄れ、山体を拝めました。
花にも暑さにも夏は来ぬ。そういえば、19日、白山山頂付近に小さな地震が195回あったそうです。
室堂も南竜山荘も、シュラフ持参のうえ、定員の3割に抑えるとのことです。
パスすると、体力下降が甚だしくなるし…悩ましいことです。
毎度ながら、令和2年の、天然物の花たちです。
(そうそう、コロナ前には、台湾へ金環食を見に行く予定でした。実際には、入浴中で、3割カットの夕方の日食観察もパスしました。)

01 小葉谷登山口と銀杏峰

02 トリガタハンショウヅルの実

03 サルナシ

04 ミヤマイボタ

05 ササユリが群生する登山道

06 香りも抜群

07 鉱山跡石垣とコアジサイ

08 ナガバノモミジイチゴの実

09 急登の連続

10 天然初物ニッコウキスゲ

11 ミヤマカラマツ

12 ヒロハユキザサ

13 ヤグルマソウ

14 オオヤマレンゲ

15 アマドコロ

16 極楽平のニッコウキスゲ

17 サワフタギ

18 ハクサンフウロ

19 イブキトラノオ

20 コバイケイソウ

21 銀杏峰山頂

22 シライトソウ群生

23 ギンリョウソウ

24 整備に上がる人達

25 やっと見えてきた本日の白山

26 朝の大野盆地

01 左より野谷荘司山~三方岩岳

02 360号線展望台からの白山連峰

03 白山(東側から)のアップ

04 案内図

05 コロナ時代の登山口

06 ウラジロヨウラク

07 剣~立山

08 薬師岳

09 槍~笠~乗鞍

10 天生湿原保全のための柵

11 ゴゼンタチバナ初物

12 ツマトリソウ

13 コバイケイソウと湿原

14 タテヤマリンドウ

15 ミツガシワ

16 匠屋敷

17 ミズバショウが終わってしまった湿原

18 ミツバオウレン

19 ムラサキヤシオ

20 クルマバツクバネソウ

21 ラショウモンカズラ群生

22 ラショウモンカズラのアップ

23 ルイヨウボタン

24 ニリンソウ

25 先祖返りのミドリニリンソウ

26 サンカヨウ

27 初夏の沢

28 リュウキンカ

29 キヌガサソウ

30 キヌガサソウのアップ

31 カツラの巨木群(カツラ門)

32 籾糠山山頂方向

33 木平湿原

34 ツバメオモト

34 ツバメオモトのアップ

36 コキンバイ

37 濃紫のマムシグサ

38 相倉から、判別不可になった人形山の雪形