鬼は外 福は内
1512舟田
Sat, 3 Feb 2024
皆様 朝がちょっとだけ早く明るむようになった…と思ったら、節分です。
多くの人が、時が止まったように過ごすことになった1月から、季節が変わっていこうとしています。
さて、東山の宇多須神社は、金沢城の鬼門封じに建立されたもの。それゆえ、節分祭には氏子であるひがしの芸妓衆が、出の衣装で参拝し。
大盤振る舞いの奉納踊りも見せてくれたうえで、豆まきをします。
かつては、たいした宣伝もなしで、少々の早出くらいで、十分かぶりつきをせしめての鑑賞可能でした。
この情報を教えて、かなりの方に感謝されたものでした。でも、観光化とともに、人が押し寄せ、芸者衆との距離は開くばかり…。
こちらの足の方が遠のいてしまいました。そのまま、コロナの時代へ…。
そして今年。そこは篠笛稽古への通り道で、否応なしに経過が判ります。1月5日、玉垣が歯が抜けたように落下していました。
1月19日、玉垣は全て撤去されていました。この分では…。2月2日、あれ?紅白幕が張り巡らされています。
地元町会の回覧掲示板を見ると、節分祭の案内が張られていました。久々に、間近で見られるかも…。
今日3日、寒風ながらも好天に恵まれ、大挙の人々+観光客。MCは二人いて、日本語の次には英語解説が続きます。
残る石垣への注意を混ぜつつ、震災の鬼を払い、復興の福を呼び込みましょう!と。
そうですね。地震が起きる方は避けられなかったかもしれない。そこからの復興こそは行政や知恵の出番です。
経済という血液を回してこそ、復興を加速していける。風評や停滞という鬼に負けてはいられない!
復興の春よ来い!!でした。