霧島山・奄美島・徳之島の旅
0806篠島
Mon, 3 Jun 2024
コロナの影響で連泊の旅もこの数年は遠慮がちでしたが昨年秋から
海外も含めて再開しました。沖縄・伊豆諸島・北海道の離島は
過去から数を重ねていましたが、長崎県、鹿児島県の離島は
計画が遅れたり、計画して旅行中に悪天候で途中カットしたりで
実現していませんでした。
今回は霧島山(高千穂河原・高千穂峰・中岳・鹿が原)のミヤマキリシマ
の開花を目論んで計画したものの、航空券手配後時間が経つ程に今年の開花が
1週間以上も早まり、霧島では高千穂峰登山での元宮付近がグッドタイミング
である事と少し開花の遅れた鹿の原のミヤマキリシマを狙う事になりました。
私と家内は以前に高千穂峰登山は100名山などの機会にで済ませているので
高千穂河原から2班に分かれて高水間夫妻にはミヤマキリシマ満開の
高千穂峰(h1574m)を目指して出発してもらい、我々二人は高千穂河原から
30分ほどの鹿の原(h1200m程)で名残のミヤマキリシマを愉しむ
事になりました。鹿の原は私達も初めてでしたが、着いて見ると予想以上に
ミヤマキリシマ満開の群落が多く残っており群落内を東に高千穂峰、西に中岳を
背景に望みながら昨日とはまるで違う晴天の中をゆっくり堪能して
高千穂河原に戻りました。
高千穂峰に向かった高水間夫妻は下山してくるには2時間程の時間があるので
私は霧島神宮の森を登りましたが、今盛りの「こがくうつぎ」が目立つものの、
ミヤマキリシマは完全にシーズンを終えた状態で林間から見える中岳中腹の
ミヤマキリシマ群生も花が終わり山肌もピンクから緑に模様替えしており、
ミヤマキリシマについては鹿の原と高千穂峰登山を選んだのは正解でした。
今回の旅は夕方から夜間に飛行機で次の目的地に着き、その翌日にじっくり探勝
して、また夕方の遅い便で次の目的地に、というプランなので神戸空港に戻る
のも31日深夜の予定でした。29日夕方に鹿児島から奄美に飛び、ナイトツアーで
「あまみの黒兎」や珍しい動物の探勝、夜11時を過ぎてホテルへ、30日翌朝は
9時過ぎから奄美のカヌーツアーから初めて、夕方には徳之島へ飛び、31日翌日は
徳之島巡りを楽しんで、夕方には再び奄美空港へ戻り、奄美から神戸空港への
便に乗り換えて神戸には深夜着の予定でしたが、奄美空港で神戸空港が
胴体着陸事故で滑走路閉鎖・神戸便は運休、おまけに翌日朝の神戸便は満席
ですとの話。鹿児島までは予定通り飛んで、翌日1日鹿児島から新幹線で神戸、京都
経由舞鶴という方針で鹿児島中央駅に近いホテルを確保して、翌日、新幹線で
神戸・京都と一日遅れで戻りました。6月1日はそれぞれ予定が決まっていたので
そのキャンセルや鹿児島での急な当日宿泊手配などバタバタしましたが、
鹿児島のホテルに着いてからゆっくり夕食となりました。
台風1号をぎりぎり交わして31日夕方に奄美で鹿児島便に乗ってから本降りの雨に
なりましたがラッキーな旅にも最後にドタバタ劇が仕組まれていました。
写真は下記を開いてください。篠島益夫20240603霧島・奄美・徳之島の旅SELECT版