4/10 オンソリ山~ハチブセ山周回

1512舟田
Thu, 11 Apr 2024

皆様 北陸の桜は、3月末に開花予想が外れて足踏み。結果的に、先週末からは、平地から山の上まで一斉開花をしています。
そうなると、山の花開花予想も、ずれてしまうのです。桜が開花する頃だったら…の物差しが、使えない。
温暖化で徐々に早くはなっていますが…それが地温のせいか、累積気温のせいか?花によって、基準が違うようです。
ともあれ、毎年お披露目しているオンソリ山のカタクリに関しては、周辺の木々が芽吹かないうちに開花し(スプリングエフェメラルとはそういうものであるにせ
よ)、
その後の低温で霜枯れしたのか?のような有様。カタクリの大斜面は、傷んだ紅紫色で、撮影に耐えず、今回一枚も取ってはいません。
昔は…が通じない…。これまでの絶景も、一期一会だったのですね。(能登の風景もそうなってしまいました。)
 
ともあれ、老女3人の行先を医王山ではなく「カタクリのオンソリ山」にしたのに、花見は当てが外れ、
花園をそそくさ通過した結果、オンソリ山へは14%増し程度の時間で到着。
それまでにびっくりしたのが、平日なのに、この人出(下からして、すごい縦列駐車)!黄砂も春霞もない、絶景の白山。ハチブセ山方向からも、次から次の人…であ
りました。
私達はまだ、このコースの周回をやったことがない。でも、これだけの人が向こうから来るのなら、道は確かだし、熊払いも済んでいるし…。
日本晴れの今日以上に、周回にチャレンジするに、絶好の日はないだろう…。
何しろ私達を躊躇させるのは、自分ペースでは遅れ気味になり、自分は十分辛いにかかわらず、それでは周りに迷惑がられてしまうであろうこと。
そのため、会からの案が出ても、「参加を遠慮する」の選択をしなければならないこと。
それで、最近は、こうやって、ゆっくりでもいい、でも脚力は維持していたいし、山をそのペースで楽しみたい…をやっているのです。
笈山に到着した時には、三人全員、ここから引き返すのではなく、前進し、周回をやり遂げよう!になっていました。
 (正確には、三人とも、笈山までは登頂経験があります。また、私はハチブセ山の途中までは確かめているうえでの、途中抜けです。)
登山者が増えた分、道は安定してきましたが、もともとは痩せ尾根です。どの一歩も、転倒注意で、その意味では健脚者向け、山経験アリ向けです。
終日青空での白山を楽しみつつ、ヤブと急坂に緊張の山旅を終えました。結果はYAMAPに5時間少々…と出ているところを、6時間16分で周回でした。
やたらジム通いしたり、ジョギングをしたりのうえでの登山もあるけれど、(老女は、他に雑事がいろいろとあり、そんな時間の使い方はできません)
好天を味方に、何割増しかを覚悟でなら、まだまだ山を楽しめる…の意を強くした山行でした。
春の白山麓のヤブ山をお楽しみ下さい。
舟田節子
 
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0806篠島
いよいよ、どうなるのかハッキリしなかった桜も開花して春本番が巡って
きましたね。こちらは花巡りもグンと標高が下がって8日には丹後半島の
福寿草やミツバツツジ、早咲きのシャクナゲなど愉しみ、夕日が浦温泉で
泊まりゆっくり。帰路には日本海の新鮮で格段に安い海の幸を仕入れてきました。