4/28医王山ヒョットの宮と奥医王

1512舟田
Tue, 30 Apr 2024

皆様 平地は桜の花柄が散る頃はもう夏なのです。私事ながら、ゴールデンウイークは、若手の方達に休みを譲り、平常以上に出勤しています(それは温厚になったので
はなく、月末に続けて休みをとりたい下心からなのです)。
 
さて、カタクリも、ホンシャクナゲも見てしまったから、狙う所は、アズマシロカネソウ。それが奥医王にあるのは知っているとして、自然学校に出ていたヒョットの宮の方を、こちらはもう遅いとしても、咲くような環境があるのかを見てこよう…となりました。
動きにくくなった旦那の花エンジンが、その提案なら、まあ動いてくれたわけです。
 
なお、ヒョットの宮というくびれ岩がガイドブックに載ったのは、たぶん2001年発行の「医王山」(金沢ナカオ山岳会)で、その写真を実は私が撮っているという
かなりの昔です。
その後、造林作業道一枚田線が通じたようですが、それが夕霧峠の看板の方には出ているが、肝心の医王の里にある看板にはそれが載っていない…どういうこと?
 
さて、医王の里に出ていた看板にしたがって入った道は、ユンボで開いたジグザグの作業道が続いていて、5か所くらいにイノシシのぬた場と真新しい足跡がありました。
ようやく続きの標識を見つけたものの、ガレ場の急坂となり、初心者を連れてはこれないような崩れた傾斜を下り、その湿地にはなぜか、木道が?
縁にワサビがあり、沢には橋がかかり、さらになにやら並木道らしきが続いていたのも?それが、また、ロープが必要なほどのガレた急登になったその上部に「ヒョットの宮」の看板。
どちらをさしているのか?と、突然の階段道を上がったら、作業道に出てしまいました。この作業道を上がると、医王の里に戻れて、計1時間半の周回でした。
手持ちの手掛かりとは違うことばかりで、今もハテ?のまま。来年気力があれば、雪解け間近に狙ってみたいです。
でも、かなりクマの懸念があって、二人とも鈴をぶらさげるとともに、笛を吹いていました(同時刻頃に、獅子吼で50代の単独女性がクマに襲われていました)。
さて、木を取り直し、車で夕霧峠へ移動してから奥医王へ。わずかの標高の違いで、ここには、まだ早春の気配が…。そして、アズマシロカネソウにもお目にかかれました。
黄砂を覚悟の割には、白馬から、薬師、槍までが見えていました。
三人ほど山知人にも出くわし、医王山という自然豊かな山が近いのはありがたいことと思いました。
 
「医王山」ですから、懐かしく、ご覧ください。
皆様 午後から地震被害の審査に来る…があって、大晴天でも遠出をやれない日。しつこく、ヒョットの宮探索を仕上げることにしました。驚いたのは、たった1週
間で、山がピンクになっていたこと。タニウツギが一斉に開花していたのです。まさに、田植え花のとおりです。今回、ヒョットの宮の大石は、上からだと、すぐ分かり
ました。下からだと、急な足場の悪さと、下草や木々の茂りでかなり分かりにくいです。そこから、今度はもう少し下の、夫婦岩探索に移りました。分岐を見た後に通
過してまず、田島園地を確認に。さすがに、こちらには、造林作業道一枚田線が描かれています。戻って、分岐からの水平道は、宝探しの眼で。先週見ていたお陰で、ア
ズマシロカネソウと、実になったコシノコバイモを見つけられました。一つ見つけると、どんどん周囲にも見つかるようになる…というのが、毎度、不思議です。意識
下の分析力というか、すっとピントが合う…に、なるのです。また、一週間かけて始末したワラビを、また仕込んできました。
「おまけ」は、友禅流しにちなんで、川流しもやる「浅野川の鯉のぼり流し」の光景です。
さて、肝心の審査の方。来る前に…と、一通り点検してみたら、通気口の角の亀裂や、風呂場外壁の亀裂が見つかり、土壁仕上げの座敷は、特に床柱周辺に経年劣化で
はない隙間がかなりできたことがわかりました。審査では、こちらも気づかないような壁紙の皺など、実に細かくカウントしてくれて(?)、めでたく(?)部分損
壊に該当したのです。でも、支払いは、規定額×掛けた口数となります。一瞬喜んだものの、あれ?掛け金が数年分戻ってくるにすぎない!と気づきました。保険とはそ
ういものであります。旦那は物騒な時代だから、そんなことを言いふらすな!と言っておりますが…。意外と大事なのが口コミです。皆様、部分損壊というものは、罹災
証明や、修理領収書などなしに、立ち会い審査での被害規定カウントだけで、その場のサインと振込先確認とで終了となります。さっそく世話になっているご近所さんに
も、そう教えてあげたのですが、「いつまで生きとるかわからんもん」と、彼女は執着なしでした。私はふるさと納税はじめ、「取り戻す!」には労力を惜しまない方で
すけど…。


LinkIcon写真はこちらも

01 夕霧峠での地図

02 間違ったままの医王の里での地図

03 ナガハシスミレ

04 モミジイチゴ

05 サンカヨウ

06 ワラビの季節

07 キブシ

07 珍しい?アマガエル

09 ヒョットの宮への分岐

10 マムシグサの芽生え

11 マキノスミレ

12 イノシシの足跡

13 ぬた場が何ヶ所も

14 作業道を外れる所の標識

15 キンキエンゴサク

16 ミミナグサ

17 湿地帯

18 ワサビ田だったか?

19 カキドオシ

20 オオバタネツケバナ

21 ウワミズザクラ

22 並木道?

23 ヒョットの宮看板

24 車道へ出る階段

25 アベマキの殻斗

26 車道へ出た所

27 タチシオデ

28 チゴユリ

29 通行止めになっている作業道だった

30 1時間40分の探索終了

31 夕霧峠からの剣・立山

32 中央は槍

33 奥医王へ向かう

34 ウリハダカエデ

35 スミレサイシン

36 キジムシロ

37 ショウジョウバカマ

38 ショウジョウバカマ2

39 立山のアップ

40 散居村と白馬~薬師

41 タムシバ

42 ミネザクラ

42 雪残る龍神池

44 イワウチワ

45 オオカメノキ

46 タムシバ2

47 残雪のある山頂付近

48 奥医王山頂

49 一等三角点

50 イワウチワ2

51 サンカヨウ2

52 サンカヨウの芽だし

53 エンレイソウ

54 アズマシロカネソウ

55 アズマシロカネソウ2

56 スミレサイシン2

57 イワウチワ咲く窪道

58 ブナの花枝

59 ブナとタムシバ

60 白兀山とダオ山

61 ブナ林

62 ゴールの夕霧峠

63 到着。11000歩

続きがあります

01 ウワミズザクラ満開

02 一枚田線が描かれていない医王の里の地図

03 右上の補足図

04 ウスギヨウラク

05 オオタチツボスミレ

06 カキドオシ

07 ニョイスミレ

08 モチノキ

09 シャク

10 タニウツギ

11 ミツバアケビ

12 チゴユリ

13 ミヤマガマズミ

14 ヒョットの宮標柱

15 ヒョットの宮の大石

16 トリガタハンショウヅル

17 夫婦岩への分岐

18 標柱は倒れている

19 田島園地での看板

20 補足図

21 ムラサキケマン

22 アキグミ

23 タニギキョウ

24 コシノコバイモ果実

25 ニリンソウ

26 ニリンソウの群生

27 ツリバナ

28 アズマシロカネソウ

29 アズマシロカネソウ②

30 アズマシロカネソウ③

31 夫婦岩

32 ウツギ

34 ミツバツチグリ

35 ササユリの蕾

36 ホウチャクソウ

37 ニワトコの若い果実

38 ハナイカダ雄花

39 ハナイカダ雌花

40 コチャルメルソウ果実

41 おまけ 浅野川の鯉のぼり流し

42 友禅流しにちなんだ鯉のぼり流し

43 風呂場外壁の亀裂