令和4年のオンソリ山

1512舟田
Mon, 18 Apr 2022

春先の花旅順は決まっていて目新しい山ではないので、「令和〇年」をつけます。
ただ、今年はというと、瀬波集落端の白山里という施設周辺にすでに300台以上の縦列駐車(これは、キャンプ場利用者でないと、この先では駐車できない…のような情報が流れていたのか?)があり、遠慮しいしい進んでいくと、キャンプ場奥にも、100台以上の路肩駐車があって、それはびっくりしたということがあります。さらには、富山、福井、岐阜、滋賀、大阪、練馬などの県外ナンバーも混じっていました。「カタクリ」で検索すると、石川県瀬波オンソリ山がすぐ出てくるようになったからか?そのうち露店も出るか?春先限定の賑わいが、どう展開していくのかは不明です。
 
白花はさすが消えがちのようですが、場所を得た赤紫系はまだ、拡大中らしいです。
「お前だけ行ってこい」と言っていたはずの旦那の方が、軽量化できたせいか、結局先に急坂を登って行ってしまい、本日は「白山展望台」までのトレーニングでした。
 
なお、田中澄江が「花の百名山」で読売文学賞を受賞したのは彼女が73歳の時。それから「当地の山へも是非」のお誘いがさらに増え山行も増えて、年間50山になっていったそうです。二度の大腿骨骨折により足の長さが違って、水泳を諦め、より山に向かって行ったともあります。没落した家、病身の長男の治療をかかえつつ、働き、書き、山の花を慰めと励ましとして生き抜いた人生でした。
 
その「花の百名山」の中に、北海道と命名した松浦武四郎のうた「老いぬれば、また来ん年を頼まれず 花咲きにけり いざ門出せん」を紹介しています。
加齢とともに、花に誘われ、騙されて登る…は、正道なのです!!
 


1107加藤
以前NHKで北海道の地名の多くがアイヌ人の呼称を踏襲しているのは松浦武四郎の命名があってこそとの番組を見ました。彼の北海道、また、アイヌ人への愛着、「また会いにゆく」がなんとも心地よいですね。
先日も11期の井上さんからもオンソレ山麓のカタクリの話を聞いてましたがあの猛烈な斜面を白山を見にゆく舟田夫妻はまさに松浦武四郎ですね。
カタクリ以外の花も愛情深く写真に収まっているよう、コロナで太った我が体型を恥じるばかりです。
花は期間限定ですので、こうなると花の咲き具合で変動する高額駐車料金を環境維持協力金名目で徴収するのも台数制限に寄与するかもと思います。
これは、京都の花谷苑の桜の入園料からのアイデアですが、最高額1500円を目指して結構人が来るようです。
山道にしても駐車場にしても、単に地元の負担に甘えることが無いようになればとも思います。
 
1120森川
カタクリの多さより、車の多さに驚かせられますね。
花の種類も多いですね。
チャルメラソウきれいに撮れていますね!
ありがとう。
 
0806篠島
貴方の新規開拓精神は衰えませんね、このカタクリ群生地は初めて知りました。
凄いカタクリ群生地ですね、ミチノクエンゴサクは初めて見たような。
(今まで気が付かなかったのか)篠島益夫

01 キャンプ場を過ぎても長い路肩駐車

02 紫のキクザキイチゲ

03 チャルメルソウ

04 入口看板

05 園内看板

06 カタクリの群生

07 群生地を行く

08 窮屈?

09 ヤマブキ

10 タムシバ

11 イワウチワ

12 コシノカンアオイ

13 ギフチョウ

14 オオカメノキ

15 スミレサイシン

16 白山と急坂

17 白山遠望

18 帰路での馬の背

19 キジムシロ

20 見上げると

21 白花

22 白いキクザキイチゲ

23 エイ谷へ下りてきた

24 キケマン

25 ニリンソウ

26 ミチノクエンゴサク