秋は来ぬ 奥師子吼山8/28
1512舟田
Wed, 31 Aug 2022
皆様 ついに葉月末日…金沢は35℃との予報です。6月中に梅雨明けのこの夏は、その後も異常続きで、特に、降れば集中豪雨。報道は床上浸水とか、被害がひどかっ
た地域ばかりでしたから、さして意にも留めず奥師子吼へ向かいましたが、犀鶴林道はあちこちで土砂崩れが発生。熊走側が通行止めは毎度のこととして、鶴来側も、ユ
ンボが開通させたばかり…と判りました。車幅分を空けただけで、プラス何かをやっていはしないので、降ればたちまち、次の土砂崩れが路面を覆うものと思われま
す。以上、全くの傍観者。暑さと、頑固な降りと、泥沼化していくウクライナ侵攻に、コロナは全数把握がどうのこうの…。家にいても鬱々になるってもので、秋風らし
きが吹き出した奥師子吼へ逃げることにしたのです。
第一に「日帰りって(ガイド本では、もともと登り1時間半の話)、こんなに楽なの!」
そうです、この夏は、小屋泊まり荷物に喘ぎ、背中にまだ辛い記憶が残っていましたから、一歩一歩が「ああ~、楽」。
この辛い記憶をかかえて老化へ突入か…と、うだりながらめげていたので、この(当たり前だ…)軽さが、かなり嬉しかったです。
ただ、トレランが増えていて、私的には、ほんと場壊し。景色も花も見ないのなら、他で走ってほしいです。
こういうトレラン系の他に、特に北アでは、デカカメラを抱える若者が増えていました。
ちょうどこの週末は、編集長とタレントの、槍、剣登山番組が放映されていましたね。
登る側は見栄えと演技のタレント、そして撮影クルー一行が、超望遠や、ドローンを駆使して取材します。
懐かしい一方で、なんかなあ~…も、残ってしまいます。
そういえば、白馬でのガイドさんが、夫婦で、山女日記撮影のサポートをやったのだそうです。
工藤由紀さんはその時、実は捻挫をしていたそうな。でもそうとはわからぬ演技と、編集に、「さすがプロだと思いました」と。
そう、皆さん、プロで、山に向き合っているのです。
アマ老兵は「辛い」とか「軽い」とか、騒ぎ、秋風や秋の花に、アア2022年も過ぎていく…を思えば、まあ、よろしいのです。
珍しくもないけれど、秋の装いを始めた、山便りです。
1107加藤
お隣さんとの境のススキを見て、もう秋と思っていたのに、山ではすっかり秋が訪れていたのですね。
しばらく自然と会って無かったので、ミズタマソウに少し焦りを感じました。
六甲森林植物園の中をミズタマソウを求めて歩いたこともあったなぁ・・・・・と。
それにしても、ゆっくりと花を撮っているよう、写真にそれがうかがえます。