道東・花と湿原も旅

0806篠島
Wed, 15 Jun 2022

6月8日~12日のスケジュールで「道東・花と湿原の旅」に出かけました。
このエリアは私が12年足らずの長期にわたり勤務した釧路エリアですが、
昨年に国定公園になった霧多布湿原(浜中町)・別寒辺牛湿原(厚岸町)・
昆布森(釧路町)のダイナミックな海岸線などは仕事では往来するものの
その自然美を堪能する暇はありませんでした。
 
国定公園になったこの機会に改めて歩いて見よう、湿原をカヌーで回って
見ようと、国立公園の釧路湿原も加えて「道東・花と湿原の旅」を企画
しました。お目当ては本州では北岳二股に自生地が見られるものの、絶滅
危惧種状態の「ハナシノブ(はなしのぶ科・はなしのぶ属)」がお目当て
でした。しかし、ハナシノブの開花の始まった霧多布湿原はじめ道内では、
其の後の低温続きで霧多布湿原のハナシノブも昨年は6月9日が満開
だったので、その日に合わせてたのですが、私達は霧多布湿原ウオークでも
満足できず、残念な気分でした。
 
ところが、ハナシノブについては記録もデータも無い別寒辺牛湿原の一角
である400~500坪の小さな湿原で満開のハナシノブの群落を
カヌー乗り場に向かう途中に偶然にも発見したのです。
全くの運というしかない出会いでした。別寒辺牛川のカヌーツアーを
終えてから再び車で群生地まで引き返して満開のハナシノブを堪能しました。
湿原の花の中ではハナシノブは開花が早いので、花の霧多布湿原でもまだ
花の華やかさはありませんでしたが、霧多布岬の親子ラッコや各湿原の丹頂鶴、
鹿の群れ、珍しい鳥など天気予報の外れた好天もあって充実した「花と湿原の旅」
でした。
 
下記のhttps(google phot)を開いてお楽しみください。
今回は不調のone driveが使えず、各写真の説明は全画面を「すべてダウンロード」
して頂けば、少し時間が掛かりますが各写真の説明も現れますのでそのように
操作してください。(枚数を少なくダウンロードすれば、早く終了して説明も早く
見られますが何度も写真を選びながらダウンロードするので手間です)
篠島 益夫
LinkIconhttps://photos.app.goo.gl/pgTExhxAjaZD4ywN8