山開きの尾瀬 5月 28~29日
1512舟田
Mon, 30 May 2022
皆さま ミズバショウは石川県の場合、あちこちに咲いている花です。だから、わざわざそのために、尾瀬まで?…ではあったのですが、定番の景色をみていないのも癪。
それに、通り抜け(鳩待~尾瀬ヶ原~尾瀬沼~大清水)というのはマイカーではやりにくい(かつ、現在は動かない)ので、参加してきました(尾瀬は5回目)。
金沢発6時、鳩待着13時は、さすがに遠い(2時間ごとのトイレ休憩や、乗り換えが入る)。新宿から出る「尾瀬号」が羨ましい…。その尾瀬号は、山開きの28日の今日から運行。すなわち、鳩待からは大量の(日帰り)観光客と、すれ違うことになりました。
今年は残雪が多く木道と残雪の混合状態で、連日救急車が来ているとのこと。滑って、足首手首の骨折に、顔面打撲、木道の間に落ちて、胸まで浸かったとか…。なので、カメラは指摘するまで禁止の中…を、自己責任で撮っていた次第。
おまけに、前日の雨で、山ノ鼻一帯は水浸し状態でした。ミズバショウはこれからがもっと咲くそうです。ただし、有機物のある低層湿原に咲くものなので、川の傍や、木道傍(杭で沈み、そこへ溜まる)に咲くことになる。なるほど、この季節定番の景色は、下ノ大堀川が流れている場所でした。
この時期、泊り客はまだ少ないそうです。事前準備品にあった簡易アイゼンは出さなくてよかったものの、尾瀬沼への白砂峠越えは残雪の中でした。町での雪は迷惑ですが、山での雪は童心に返ります。どんな風に雪が残り、どんな景色になるのかも楽しみです。
燧ヶ岳も、残雪でますます絶景に。
そんな景色におさらばして、雪の三平峠を越えました。
18人参加のうち、5人が離脱。ハイキングと勘違いしていた3名と、股関節脱臼を再発した夫婦が、添乗員付きで鳩待へ引き返しになりました。
この脱臼氏も百名山済みだったのですが、ベテラン、すなわち、山終い間近です。
一つ上の顔なじみさんは、「これで最後」を連発しつつ、山道具と山衣装を更新…でも同室だった行きたい盛りのアラ還とは、やはり、馬力の違いを感じてしまうし、もう山仲間が亡くなったり、終了宣言をし始めているとのこと。
私もツアーのスピードにはついていくのがやっと…経験部分でなんとかカバーをやりつつ、あちこちの山に半分サヨナラを言っているわけですが。
運んでもらえて、ゆっくり歩いて、温泉浸かりをやって、山話を楽しめるあたりのツアーで、そろそろ、いい…。そんな需要は十分あると思いますけれど。写真はいっぱい添付しますので、思い出と重ねて下さい。
1120森川
残雪の尾瀬、ワンゲルに入って初めてのPWでした。
その時の水芭蕉の白さが今も脳裏に残っています。
尾瀬5回目との事。最初の印象がよかったので、私は4回訪れました。
懐かしいです。
1107加藤
さすがの尾瀬、いいですね。
ミズバショウもそれなりに可愛く咲いてます。
尾瀬も超有名、それだけに人も多いよう。
いい景色を独り占めというのはなかなか叶いませんね。